バーベキューを楽しもう!
歴史から炭火の作り方、肉・野菜・魚の徹底解説!

青空のもと屋外でバーベキューを楽しむシーズンの到来です。
バーベキューをするなら便利なガスグリルもいいですが、やはり雰囲気のある炭火を使いたいところです。
アウトドア感が一気に増します。
「でも、どうやって炭火を起こすの!?炭火でどうやって料理を作ればいいの!?」
やったことがない方は、そんな不安も抱えているはず。
この記事は、炭火でバーベキューを楽しむための記事です。
そんな不安を抱えてる方は、これを読んで週末はバーベキューをしましょう!
バーベキューの歴史

バーベキューの起源は、石器時代に原始人がマンモスの肉を焼いて食べていたところから始まったのかもしれません。
しかし、みなさんが認識しているバーベキューとしては、穴を掘って火種を入れて肉を蒸し焼きにしたのが始まりで、アメリカの植民地時代に、これを調理していた黒人の奴隷達が、解放と共にアメリカ全土に広めたと言われています。
当初は豚肉を焼くのが主流でしたが、一時期、豚肉より牛肉のほうが安く手に入る時代があったことで、そこから一気に牛肉が主流となり現在に至っています。
現代のバーベキュー

本来のバーベキューは、釜戸で焼いて出来上がった物を、青空の下に用意されたテーブルで食べるものであったため、必ずしもその場で焼いたり調理をするわけではありません。
我々のしているバーベキューは、たいていが目の前で焼いて食べる形式となりますが、あれは「焼き肉」の部類となります。
でも、そんな捻くれて考える必要もないですよね。
ラーメンやカレーなど、海外より伝わった料理を自国風にアレンジして、それを独自の食文化として確立させているのも我々日本人の優れているところでもあります。
みんなで焼くスタイルのほうが楽しいですしね。
「バーベキュー = 屋外で焼いて食べること」
これで良しとしましょう。
炭火の作り方

炭火の上に網を敷いて網焼きするも良し、鉄板を敷いて鉄板焼きにするも良し。
便利なガスコンロを持参するのも手ですが、アウトドアというのは「面倒を楽しむ」というのも醍醐味でもありますので、頑張って炭火を作ってみてください。
とくに初めての方は、炭火が作れた時の感動も待ってますので。
しかし普段、家での料理にはなかなか縁がないこの炭。
ホームセンターなどでも売られていますが、やり方が分からない。
そこで、どのように使用するのか解説します。
火をおこす
※ここでは、5~6人が使う大きさのグリルを想定して解説します。また、ホームセンターで手に入る一般的な炭で解説します。
まずは火をおこすやり方です。
炭を12個ほど用意してください。
- 着火剤を中央に置く。
- その周りに炭を置く。
- 着火剤の四方を囲うように炭を一段二段三段と積み上げる。
(着火剤の上には乗せずに炭で着火剤を囲んだ煙突を作るイメージ) - 最後は上部にも炭を積む(フタをしてかまくらを作るイメージ)
- 炭の間からチャッカマンを差し込んで着火剤に火をつける。
- 火がついたら動かさない。何もしない。
- 炭に火がついて炭の周りが白くなるまでそのままにする。
(着火してからこの状態になるまでおよそ20分弱) - 火がほとんどが消えた状態になったら炭を広げて並べる。
- (炭の並べ方はこの後を参照)
火力ごとに場所を分ける
炭火を使う場合、ガスコンロのように弱火、中火、強火と火力を調整するツマミがないため、一つのグリル内で弱火ゾーン、中火ゾーン、強火ゾーンと3つのゾーンを設けます。
炭の量により火力が左右されるわけです。
このことを「スリーゾーンファイア」と呼びます。
訳せば当然なのですが、どこかカッコいいネーミングですね。
[強火ゾーンの炭の並べ方]
炭を手前から向こうに8個横並びのイメージで置きます。二段にしても構いません。
[中火ゾーンの炭の並べ方]
炭を3個横並びにします。
[弱火ゾーンの炭の並べ方]
1個で十分です。
少なく感じても、このゾーンは焼く以外に保温の箇所でもあります。
グリル全体は熱で覆われているため、このゾーンはこれで十分です。
小さいグリルの場合は0個でもいいくらいです。
このようにゾーンを分け、すぐ食べない物は弱火ゾーンで保温します。
さあ!炭火で肉を焼こう!

炭火の用意はできました。
いよいよ焼きましょう。
バーベキューの主役は肉です。
何も考えずにどんどん焼くのもいいですが、せっかくこの記事を読んでいるのですから、肉がどのような厚みなのか、その肉によってベストな焼き方を覚えておきましょう。
「薄い肉、厚みのある肉、バーベキュー用のかたまりの肉」ごとに焼き方を解説します。
その前に…
肉を焼く前に、網または鉄板を十分に熱し、油を敷かないとくっついてしまいます。
網にはハケまたはキッチンペーパーを丸めて油を付けて塗ってください。
鉄板は充分に熱くなったら油を敷いて伸ばしてください。
薄い肉の場合
ここでの薄い肉とは、牛カルビや豚バラなどを指します。
薄い肉は短時間で焼かれ固くなってしまうため、目を離さないようにしましょう。
薄い肉は、どの肉も焼き肉のタレに3分ほど漬けてから焼くのが良いかと思われます。
牛の薄い肉は強火ゾーンでササっと。
網または鉄板に乗せて両面20秒ずつ焼きましょう。
豚の薄い肉は強火ゾーンで両面30秒ずつ焼いたら、弱火ゾーンに移動してさらに両面1分ずつじっくり焼きます。
(豚の場合は生焼けを防ぐため牛より長めに焼きます)
厚みのある肉の場合
ここでの厚みのある肉とは、牛ステーキ、とんかつ用豚肉、鶏もも肉などを指します。
味付けは塩、黒胡椒がお勧めです。
焼く直前に肉の片面に塩、黒胡椒をして、一口サイズにカットしましょう。
一人一人がナイフフォークで食べるわけではないので、初めから切っておいたほうが火の通りも早いのでお勧めです。
網または鉄板の強火ゾーンに乗せたら、両面30秒ずつ焼きます。
そしてこの後は好みの焼き加減によります。
焼き加減をレアにするなら、さらに中火ゾーンに移動して20秒ずつ焼きましょう。
ミディアムなら、中火ゾーンに移動してさらに1分ずつ焼きましょう。
ウェルダンなら、弱火ゾーンに移動して2分ずつ焼きましょう。
さらに焼いた後、アルミホイルでしばらく包んで寝かせます。
保温効果で中がふっくらして、血が出るのも防げます。
豚肉のトンカツ用の肉は、牛肉のウェルダンの焼き方で焼くとちょうど良いです。
鶏肉は時間を要するため、一口サイズより少し大きめに切り、家で皿に乗せて酒を振りかけ、ラップをして3分程電子レンジにかけて持って行くことをお勧めします。
現地で焼く時は、牛肉のミディアムの焼き方で焼くとちょうど良いです。
バーベキュー用のかたまりの肉の場合
牛肉のかたまりは上級者向け。
火の通り加減がかなり難しいです。
その中で簡単でお勧めなのは、家でお湯で約50分ゆで、焼き肉のタレに漬けて持って行き、現地では強火ゾーンでさっと表面を焼くだけが簡単で柔らかくいただけます。
現地で生から焼きたい場合は、フォークなどで穴をたくさん開けてサラダ油を浸透させ、ラップで包んで20分放置してから焼くと柔かく火が通りやすくなります。
その後、塩、黒胡椒をしてから、網または鉄板の中火ゾーンに乗せて10分程転がしながら焼きます。
その後、アルミホイルで包んで10分寝かし、アルミホイルから出してさらに中火ゾーンで5分程転がしながら焼きます。
そしてさらにアルミホイルで5分程包んで寝かせます。
肉の大きさによって時間は異なります。
そのため、焼いたあと中央を切って中の焼き加減を確認して、OKかさらに数分間焼くかを判断すると良いでしょう。
味は、塩、黒胡椒がお勧めですが、焼き肉のタレを漬けても良いと思います。
野菜は下準備も大事

野菜は現地で切るのは案外大変で、ゴミも増えます。
そのため、可能であればあらかじめ家で下準備をして現地に行くことをお勧めします。
また、事前に仕込んでおくと簡単に美味しく焼ける物もありますので、その解説をします。
玉葱
皮をむいて輪切り(横)に2cm幅で切るのですが、闇雲に切るとリング状にバラバラになってしまいます。
そこで、竹串を刺してから2cm幅に輪切り・・・竹串を刺してから2cm幅に輪切り・・・と、竹串を刺してから包丁を入れるとバラバラにならず便利です。
竹串に刺した状態で持って行きましょう。
ピーマン
縦ニ等分にして、ヘタと中の種を取り除きます。
この状態で持って行きましょう。
なす
斜めに2cm幅に切ります。
その後、水に5分浸けます。
その後、水分を拭き取ります。
袋の中などでサラダ油を絡めるとなお良いです。
この袋の状態で持って行きましょう。
とうもろこし
皮がむけてあるものは水で濡らしてラップをして、レンジに4分ほどかけます。
この状態で持って行きましょう。
皮付きのトウモロコシの場合は下準備なし。
現地で皮のまま、皮が焦げるまで転がして焼き、その後、焦げた皮を剥いてバター醤油など味を付けて実を焼きます。
なぜ始めに皮を付けたまま焼くかというと、とうもろこしは蒸すことで甘味が増すため、中を蒸らしているのです。
前者のレンジにかけるのも、それが理由です。
カボチャ
ヘタを円錐型にくり抜き、そこに包丁の先端を入れ、手前に包丁を入れ、反対側も同様にして二つに割ります。
種とワタをスプーンでくり抜き、輪切りの方向に1.5cmの厚みに切ります。
水を付けて皿に並べて、ラップをしてレンジで2分。
レンジの時間に捉われず、竹串を刺して少し固いくらいがベストです。
この状態で持って行きましょう。
(冷凍カボチャはNGです。)
じゃがいも
皮付きのまま洗います。
ニ等分にして、水をつけて、ラップをして電子レンジに4分。
この状態で持って行きましょう。
しいたけ
軸を根元から切り落とします。
この状態で持って行きましょう。
エリンギ
縦に1/2~1/4に割ります。
この状態で持って行きましょう。
現地ではこれらを持参して、全て焼き目がつくまで焼くだけです。
熱した網の上に乗せる、または鉄板にバターを溶かして乗せて焼きます。
味付けは後から塩、胡椒、または焼き肉のタレにつけて食べてください。
魚を焼くならコレがおすすめ

バーベキューには干物がおすすめです。
干物は切り身や丸魚に比べ、焼く際に崩れにくいです。
味もしっかりしているため、醤油などをかけずそのまま食べられます。
夏場に大事な塩分も吸収できます。
シチュエーションにおいても、食べながら白米を食べるというより食べながら飲むシチュエーションなので、おつまみ的な観点からも干物のほうが向いていると思われます。
焼く場合、網で焼いたほうがふっくらと焼けて美味しいです。
焼く前には網をしっかり熱して油を塗っておきましょう。
これで身がくっつくのを防げます。
ところで、魚を焼く際には「強火の遠火」という原則があります。
アユの塩焼きを連想すれば早いでしょう。
串に刺さったアユを、炭火から少し距離をとった場所に立てかけて焼きますよね。
火が近いと焦げも生じ、すぐに中の水分が蒸発してパサついてしまうからです。
炭火は遠赤外線が強い効果もあります。
これで遠くからじっくりと焼くのが一番魚を美味しくさせてくれます。
では、炭火のバーベキューでは「強火の遠火」をどうやって再現できるのでしょうか?
ただ強火ゾーンに置いては火が近すぎます。
石やレンガを使って網の位置を高くするのです。
単純に強火から距離をとる。
これが「強火の遠火」です。
もしそれが手間でしたら、強火ゾーンから少し離して、中火または弱火ゾーンでじっくり焼いてみてください。
とにかくジワジワ焼くことがポイントです。
干物もクーラーボックスに入れて行ってください。
バーベキューで使えるレシピ

その他、バーベキューに使える料理のレシピをご案内します。
全てを現地でイチから仕込もうとすると、相当な時間と面倒を要します。
そのため、ある程度家で仕込んでから持って行くほうが理にかなっています。
ここでは家での下準備、そして現地に行ってどう調理するかを細かく解説します。
長葱の豚バラ肉巻き
材料 | |
---|---|
豚バラ肉(長いもの) | 数枚 |
長葱 | 数本 |
市販の焼き肉のタレ | 少し |
竹串又は金串 | 本数分 |
【作り方】
- 長葱を長さ2~3等分に切る。周りに数か所切り込みを入れる。
- 長い串で葱を刺す。
- 豚バラ肉をくるくる巻く。パックに詰め冷蔵庫に保存。
- 焼き肉のタレを塗りながら焼く。
- ときどき転がす。
~家で~
~現地で~
焼きすぎに注意。周りの肉の色が変わったら焼肉のタレを塗りさっと焼き上げます。
スペアリブ
材料 | |
---|---|
豚肉骨付きスペアリブ用 | 1kg位 |
Aの調味料 | |
醤油 | 大さじ 2杯 |
みりん | 大さじ 1杯 |
酒 | 大さじ 1杯 |
砂糖 | 大さじ 1杯 |
はちみつ | 大さじ 1杯 |
酢 | 大さじ 1杯 |
ケチャップ | 大さじ 1/2杯 |
【作り方】
- 豚肉の身の方側に、噛み切りやすいように一口大に切り込みを入れる。
- 油を敷かないフライパンを強火にかけ、肉の周りが白くなるまで少し焼く。
- 鍋に移して多めにかぶるくらいの水を入れて火にかけアクを取り除く。
- フタをして弱火で約1時間ゆでる。
- 寝る前に袋に肉を入れてAを合わせて縛り冷蔵庫に保存。
- Aの袋の中に豚肉を入れて混ぜ、30分程置く。
- 強火ゾーンに肉を乗せ、焼き色がついたら出来上がり。
~家で~
~現地で~
ゆでることにより骨から肉離れがよくなり、焼く時にも固くならずすぐ焼けます。
ジャーマンポテト
材料 | |
---|---|
じゃが芋 | 2~3コ |
玉葱 | 1/2コ |
ベーコン | 3~4枚 |
バター | 多め |
【作り方】
- じゃが芋の皮をむき、1cmのいちょう切りにする。水の状態からゆで、煮立ったら弱火で12分ほどゆでる。お湯を捨て、火にかけながら少しだけ崩して粉ふき芋にする。
- 玉葱は縦の薄切りにする。
- ベーコンは2~4cm幅に切る。タッパーに入れて冷蔵庫に保存。
- 鉄板の強火ゾーンにバターを多めに入れて玉葱とベーコンを炒める。
- じゃが芋を加えて混ぜ、塩、胡椒をする。
~家で~
~現地で~
じゃが芋にバターを吸わせるように炒めてください。少し焦げるくらい炒めると美味しいです。
塩味はしっかりつけましょう。
シーフードカレー
材料 | |
---|---|
市販のカレールー | 80g |
玉葱 | 1コ |
おろしにんにく、おろし生姜 | 各小さじ 2杯 |
セロリ | 1/3本 |
マッシュルーム | 4コ |
えびの殻のスープ | 500ml |
シーフード (えび、いか、 ほたて、あさり、 ムール貝など) |
適宜 |
Aの調味料 | |
バター | 大さじ 1杯 |
塩、胡椒 | 少々 |
白ワイン | 大さじ 2杯 |
【作り方】
- えびの殻をむき、身は塩水で洗う。使わない殻を水に入れて火にかけ、アクを取りながら5分程煮てだし汁を500ml用意する。
- フライパンにバターを溶かしシーフードを軽く炒め、塩、胡椒したら白ワインをふりかけフタをして2~3分煮る。
ザルに開け、下に溜まったスープをとっておく。 - 鍋にバターを熱し、みじん切りの玉葱を少し色がつくまで炒める。
セロリのみじん切り、マッシュルームの縦のスライス、その他のAを加えて炒め、「1.」で取った殻のだし汁を加え5~6分煮る。 - 市販のカレールーを細かくして入れ、「2.」でとったスープも入れる。
- 容器に入れて冷蔵庫に入れる。「2.」で焼いたシーフードも別の容器に入れて冷蔵庫に保存。
- カレーを鍋に入れて温め、シーフードを加え一煮立ちで火を止める。
~家で~
~現地で~
シーフードは「2.」で火が通ってます。カレーの中では煮込まないようにしましょう。最後に出来上がったカレーの中に入れて混ぜるだけです。
ごはんの炊き方は次のレシピ参照。
白米ごはんの炊き方
【作り方】
- 研いだ米を鍋に入れる。
- 米の1.3倍の水を入れる。(米を2カップ入れたら水は520ml。1カップは200ml)
- フタを閉めて強火ゾーンに乗せて煮立たせる。
- 煮立ったらフタをしたまま弱火ゾーンに移動させて10分。
- 火から外し、フタをしたまま5分ほど置いて蒸らして完成。
「4.」以降は、完成するまでフタは開けないようにしましょう。
肉巻きおにぎり
材料 | |
---|---|
おにぎり | 人数分 |
塩、味の素 | 少々 |
豚バラ薄切り肉 | 1コのおにぎりにつき2枚位 |
市販の焼き肉のタレ | 適宜 |
【作り方】
- 手の平に塩、味の素を少しつけておにぎりを握り、冷蔵庫に保存。
- おにぎりの周り全体に豚肉をしっかり巻く。
- 焼き肉のタレを肉に少し漬け、焼く。
~家で~
~現地で~
肉巻きおにぎりは肉にしっかり味がつくため、おにぎりの塩味は少し薄めに仕上げるのがポイントです。
パエリア
材料 | |
---|---|
米 | 3/4合 |
オリーブ油 | 大さじ 2杯 |
玉葱 | 1/4コ |
鶏もも肉 | 1/4枚 |
マッシュルーム | 2コ |
赤、黄パプリカ | 1/4コずつ |
トマト | 1コ |
えび | 8尾 |
あさり(冷凍あさりでも可) | 10コ位 |
Aの調味料 | |
水 | 260ml |
コンソメの素 | 1コ |
サフラン | 0.1g(又はターメリック 小さじ 1/2杯) |
塩 | 小さじ 1/3 |
黒胡椒 | 多め |
【作り方】
- 玉葱は粗みじん切り、鶏肉は2cm角、マッシュルームは縦の厚切り、パプリカは種を取り除き2cm幅のたんざく切り、トマトは2cm角、えびの殻はむいて洗っておく。すべてをパックに入れて冷蔵庫に保存。
- Aを合わせてタッパーに入れる。具すべてもタッパーに入れて冷蔵庫に保存。
- フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて強火ゾーンにかける。
- 玉葱、鶏肉、マッシュルームを入れて炒める。
- 米を洗わずに入れて3分程炒める。(この間にAを温めておく)
- 熱したAを回し入れ、中火ゾーンでかき混ぜる。
- トマト、あさりを上に乗せてフタをする。(アルミホイルでも可)
- 弱火ゾーンで10分炊く。
- えびを加えてさらに2分炊く。
~家で~
~現地で~
米は洗わずそのまま使うことによりトロミがつく。無洗米は使えない。
えび、いかは最後に入れる。
焼きそば
材料 | |
---|---|
ソース付の焼きそば | 2袋 |
豚バラ肉の薄切り | 100g位 |
キャベツ | 3~4枚 |
玉葱 | 1/2コ |
しめじ | 1/2パック |
もやし | 1袋 |
サラダ油 | 大さじ 3杯 |
【作り方】
- 豚肉は少し大きめに切る。
キャベツは5cm角くらいに切る。
玉葱は皮をむいて軸を切り取り、縦5mm幅に切る。
しめじは石づき(下についている固い所)を切り取り1本ずつにほぐす。
もやしは洗う。 - 肉は別にして、すべてパックに入れて冷蔵庫に保存。
- 鉄板に油を敷き、強火ゾーンにかける。
- 野菜を入れて炒め、少ししんなりしてきたら肉を入れて炒める。
- 肉に火が通ったら、焼きそばをほぐしながら加える。
- 全体を混ぜ、少し水か酒を大さじ1杯ほどかけて混ぜる。
- 粉末のソースをかけて混ぜる。
- さらにおいしくする場合はオイスターソースを大さじ1杯加えて混ぜる。
~家で~
~現地で~
肉と野菜はバーベキューで使った物でも良いです。火が通ってない物は「4.」から、火が通っている物は「5.」から投入してください。
途中で酒または水を大さじ1杯足すのが、焼きそばをふんわりと仕上げるコツです。
貝の網焼き
材料 | |
---|---|
はまぐり、ほたてなどの殻つきの二枚貝 |
【作り方】
- 貝を洗って網の強火ゾーンに置く。
- 殻が開くまでひたすら待つ。
- 殻が開いたら(醤油、酒を同分量混ぜたもの)をかけてさらに少し焼く。
~現地で~
殻が開いた瞬間はまだ少し生っぽいのでまだ待ちましょう。そこから味をつけて少し焼きます。
トマトのマリネ
材料 | |
---|---|
トマト | 3~4コ |
砂糖 | 小さじ 1杯 |
Aの材料 | |
玉葱 | 40g |
塩 | 小さじ 1/6杯 |
Bの材料 | |
オリーブ油 | 大さじ 3杯 |
酢 | 大さじ 1杯 |
レモン汁 | 大さじ 3/4杯 |
砂糖 | 小さじ 2杯 |
塩 | 小さじ 2/3杯 |
胡椒 | 少々 |
パセリのみじん | 小さじ 2杯 |
【作り方】
- トマトは横ニ等分にして種が外れないように乱切りにする。
- トマトの切り口に砂糖をかける。
- 玉葱をみじん切りにして塩をかけ混ぜ、5分後に水気を絞ってAを作っておく。
- ボールにBをあわせて混ぜ、トマトとAを加えて混ぜる。
- 袋に入れて冷蔵庫に保存。
- 皿に出すだけ。
~家で~
~現地で~
トマトに砂糖をふりかけてから少し置いてAと合わせるのがポイントです。
その他にも、浅漬けのもとを使ってキンキンに冷やしたキュウリの漬物や、マシュマロを串に刺して直火焼きにするなど、みなさんにはお口直しを食べてもらうのも喜ばれるかもしれませんね。
バーベキューを楽しもう! まとめ

自然を感じながら食べる食事は、これ以上ない美味しいスパイスです。
年々バーベキューをする人口も増え、今やバーベキューは季節を感じられる新しい食文化と言っても過言ではないでしょう。
暑さと準備の面倒さで敬遠しがちな方もいらっしゃるかもしれませんが、バーベキューはそれを超える美味しさと楽しさが待っています。
みんなで炭火を起こすところから始めれば、絆もより深まること間違いなし。
マナーを守って、最高の食卓を青空の下に広げましょう!